太陽光発電の
メリット 一覧
- 電気代が削減できる
- 再エネ賦課金を削減できる
- 電気代高騰の影響を受けにくい
- 売電収入が得られる
- オール電化との相性が抜群
- 家族の節電意識が向上する
- 停電しても電気が使える
- 寿命が長い
- 故障のリスクやお手入れの手間が少ない
- CO2を排出しないため、環境にやさしい
- エネルギーが枯渇しない
- 夏涼しく、冬暖かい
- 蓄電池や電気自動車との連携でさらなる効果
① 電気代が削減できる |
発電した電気を自宅でそのまま使用できるため、購入する電気を減らすことができます。 発電した電気は住まいの分電盤へ流れ込み、そこから各部屋のコンセントへ供給されます。 |
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② 再エネ賦課金を削減できる |
再エネ賦課金とは何かご存じでしょうか?
「再エネ賦課金」とは再生可能エネルギーを普及させるために、電気を購入するすべての方が負担するお金のことです。
再エネ賦課金は電気の購入量に賦課金単価をかけて計算されます。 つまり電気の購入量が多い方ほど賦課金を多く支払うことになります。 太陽光発電を設置している方は、発電した電気を自家消費することで電気の購入量を減らすことができます。 それによって再エネ賦課金の負担額も減らすことができます。
集められた再エネ賦課金は太陽光発電などを設置している方の売電収入へあてられます。
再生可能エネルギーが普及すれば日本のエネルギー自給率が向上します。 化石燃料への依存度が下がり、燃料価格の乱高下にともなう電気料金の変動を抑えることができます。 つまり再エネの普及は電気を利用しているすべての方にメリットがあるものだと考えることができます。
※ 資源エネルギー庁HPより引用 |
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③ 電気代高騰の影響を受けにくい |
太陽光発電や蓄電池によって電気の自給率が向上することで、電気代高騰の影響を受けにくくなります。
石油や石炭などの化石燃料は一部の国にかたよって埋蔵されています。 産油国などが生産量を調整することで価格が高騰したりします。 また戦争により化石燃料の流通がさまたげられて、価格が高騰することもあります。 日本には残念ながら化石燃料の埋蔵資源はほとんどありません。
しかし「太陽の光」はどの国でも活用できる資源です。燃料を買いに行く必要もなく、「太陽の光」は無料で利用できます。
空いている屋根スペースを活用することで、電気を自給自足することができます。それによって電気代高騰の影響を受けにくくなります。
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④ 売電収入が得られる |
発電した電気を自宅で使い、使いきれずに余った電気は電力会社へ売ることができます。 指定口座へ月々の売電収入が振り込まれます。 売電した電気は電線を逆流していき、近隣にお住まいの方が消費してくれます。 |
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⑤ オール電化との相性が抜群 |
太陽光発電とオール電化は相性が非常にいいです。 なぜならオール電化の料金単価は昼間が高くて、夜間が安いプランとなっているからです。
例えば、中部電力のオール電化向けプランである「スマートライフプラン」の場合、料金単価は次の通りです。 ❶昼間【デイ】…38.95円/kWh ❷朝夕【@ホーム】…28.76円/kWh ❸夜間【ナイト】…16.63円/kWh 昼間は夜間の2倍以上の単価となっています。
太陽光発電を設置していると、昼間は屋根でつくった電気でまかなうことができるため、昼間の電気使用量を非常に少なくできます。つまり単価が高い電気をあまり買わなくて済むようになります。 一方で発電しない夜間は購入する電気の単価が安いため、電気代が安く抑えられます。
このような仕組みで太陽光発電とオール電化は相性が非常にいいものとなっています。
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⑥ 家族の節電意識が向上する |
太陽光発電システムは「モニター」と呼ばれる表示端末もセットになっています。
モニターの表示画面では「発電量」などを確認できます。 そしてさらに家庭での消費電力もリアルタイムで確認できます。
消費電力を「見える化」できることで、電気の使い過ぎに気付きやすくなります。 モニターによって節電意識が生まれ、うまく活用することで10%程度の節電効果を生み出すことができるといわれています。
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⑦ 停電しても電気が使える |
太陽光発電には自立運転機能があります。 停電時も専用コンセントから1,500Wまで電気を使えます。 携帯電話の充電、電気ケトルでお湯を沸かすなど、災害時のライフラインとして活用できます。
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⑧ 寿命が長い |
太陽光発電システムは非常に長寿命です。
太陽光パネルは30年以上使用されている実績があります。 例をあげます。
❶ 奈良県の壷阪寺に設置された太陽光パネル
観音様を照らす照明。その電源には自然エネルギーを使いたい。 そういう思いから導入された太陽光発電システム。
設置から30年が経過したときに研究者がパネルの劣化具合を調査しました。 その結果、初期の90%以上の発電性能が保たれていました。 30年以上安定稼働している実例です。
❷ 佐倉ソーラーエネルギーセンターの太陽光パネル
1984年に千葉県佐倉市に設立された佐倉ソーラーエネルギーセンター。 そこに設置された太陽光パネルは36年目の2021年時点でも、出力低下率が17.2%です。 現在も稼働中です。
❸ 桑野幸徳氏の自宅である「桑野太陽光発電所」
1992年に大阪府にある桑野氏の自宅に設置された太陽光発電システム。 それは日本で初めて送電線に接続された住宅用太陽光発電設備になります。 それから30年以上にわたり稼働を続けています。
住宅に設置されて長期間にわたり使用されている実績です。
日本の太陽光発電産業の礎を築いた桑野氏に心より感謝いたします。 |
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⑨ 故障のリスクやお手入れの手間が少ない |
パワーコンディショナーなどの機器には、メーカー機器保証が付帯されます。 機器の保証期間は15年間です。 よって故障が発生した場合でも、実際にメンテナンス費用が必要となるのは、16年目以降となります。
太陽光パネルについては、メーカーの出力保証が25年間にわたり付帯されます。
※ 保証期間はメーカーや機器によって異なりますので、詳しくは各メーカーのホームページなどを参照ください。
また太陽光パネルは一般的な住宅地であれば掃除の必要はほとんどありません。パネルに付着したよごれは雨によって洗い流されていきます。 長期間にわたり雨が降らなかった場合でも、パネル表面に付着したよごれの影響による発電ロスは数%程度と言われますので、基本的に掃除などせずにそのまま使用して問題ありません。
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⑩ CO2を排出しないため、環境にやさしい |
太陽光発電は、日光を直接的に電力に変換します。発電そのものには燃料が不要で、運転中は温室効果ガス・CO2を排出しません。 したがって、太陽光発電の電力を使用することで、温室効果ガスの排出量を削減できます。
製造から廃棄にいたるまでのライフサイクル中のCO2排出量を含めても、太陽光発電は非常に少ない排出量で電力を供給することができます。
太陽光発電におけるライフサイクル中のCO2排出量は、太陽光発電のCO2削減量により、1~2年で相殺できます。 つまり太陽光発電のCO2ペイバックタイムは1~2年程度となります。
※ CO2ペイバックタイム:温室効果ガスの排出量と削減量を比較したときの元が取れるまでの期間のこと。
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⑪ エネルギーが枯渇しない |
太陽光発電の燃料は「太陽の光」です。 「太陽の光」は宇宙のはるか彼方から無限に降り注いできます。エネルギーが枯渇することはありません。
石油や石炭などの化石燃料は有限の資源です。埋蔵されている資源を掘り尽くしてしまえば、それで終わりです。
未来を生きていく私たちの子孫のことを思えば、無限に降り注ぐ太陽エネルギーを活用しない手はありません。
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⑫ 夏涼しく、冬暖かい |
太陽光発電を設置することで、住まいの断熱性が高まるという効果があります。 断熱性が高まることで、暮らしやすくなります。
太陽光発電を屋根に設置することで、屋根が2重になるようなかたちになります。 それによって断熱性が高まります。 窓の場合でいうと、窓ガラスをペアガラスにすると断熱性が高まるのと同じようなイメージです。
夏場は遮熱効果により住まいの温度上昇を抑える効果があります。
夏に屋根材の下にある野地板の温度を測定したところ、太陽光パネルが載っているほうが10℃ほど温度が低かったという実験結果があります。
一方で冬はどうでしょうか? 気温が下がる夜間において野地板の温度を測定したところ、太陽光パネルによって放射冷却が抑制されて、5℃ほど温度が高かったという実験結果があります。
※ ポラス暮らし科学研究所調べ |
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⑬ 蓄電池や電気自動車との連携でさらなる効果 |
太陽光発電と蓄電池を組み合わせることで、電気を貯めることができます。 貯めた電気は24時間いつでも使用することができます。 電気の自給率をさらに高めることができます。
太陽光発電と電気自動車を組み合わせることで、自宅で創った電気を車の燃料にすることができます。
さらにV2Hという機器を設置することで電気自動車から家へ電気を供給することもできるようになります。 電気自動車を自宅の蓄電池にすることができます。
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